POS的私考 −薬剤師vs看護師−

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zoom RSS 何故POSを導入したか

<<   作成日時 : 2005/11/17 23:19   >>

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必要があったから、なんです。


と、唐突な書き出しは一旦置いて。
POSが、出来上がったのは1964年です。
1973年に聖路加の医師により、日本上陸。
そして、私の知ると事となったのが、1989年です。

当時中堅どころの看護師でして、あれこれ悩んでいたんです。
小規模病院が、いきなり建て替えで総合病院になった時期でしたので、整えることは山積みだったんです。
それに、隣接して看護学校ができる予定でしたから。
厚生省主催の臨床指導者研修に参加して、ほぼ一ヶ月研修生活を送りました。
遅れていました。既に首都圏の病院ではPOSは当たり前となりつつある時期でしたし、指導者研修にでるくらいですから、みなさん、それなりの知識も立場もある方ばかりで。
何も出来ず、何もわからず、看護学生の指導案を作るグループワークの書記を必死で勤めました。あのころ、ワープロの時代で、それも習い立てでしたから、毎日睡眠不足でした・・と余談です。

この時が、私の転機だったのだと思っています。
POSの思考とであって、今まで淀んですっきりしなかった事が、妙にくっきりしだしたんです。
「これだ!!」
で、後は教えてくれる人などいませんでしたから、独学です。
院内の医師とて、この当時はPOSで記載している方は極僅かでしたしね。

病院全体にPOSを広め、記録の方式も全て作り直しました。
データベースのもととなる理論もありませんでしたから、4大出の看護師さんに指導を仰ぎ、それも作りました。
で、実際に活用し手応えを感じて、学生の指導にも導入し、独学から現場で軌道に乗せるまで5年です。
この頃、病院薬剤師さんたちも記録の改革に取り組みはじめていたので、講師としてPOSの基本をお教えに伺ったのですが・・どうなったんでしょうね?わかりません。

すべてから足を洗ったつもりで、遠方の地に降り、そしてまた教育と出合い、記録と出合い・・嫌でも私の拘りは頭をもたげる訳です。
惚れ込んで、惚れ込んでPOSを導入したのですから。

けれど、弊社の薬剤師さんに押しつけるつもりはないのです。
・・・・・・・・うぅ〜ん、やっぱり誘ってるのかな?
してみませんか?
一緒に悩んでくれませんか、になるのかな?

薬歴を綺麗に書くことが目的ではなく、服薬指導の助けになるはずなんです。
導入するまでは、経時記録を看護師も書いていましたけど、テーブルに座ると何を書くか、で悩む時間が無駄な時間だったのです。
POS(SOAP)の思考が育つと、会話がその思考通りに成立します。
S)を書かなければ、と思うことから、患者さんに話して貰うことが増えてくるんですね。
患者さんと関わりながら、アセスメントも同時にしますから、記録が頭の中で出来上がっているんです。だから無駄がない。
常に意図的なかかわりとなります。問題を解決することを意識した関わりになります。
それが結果的に記録時間を短縮し、患者さんのベッドサイドに立てる時間を増やした訳です。
それと、やはり綺麗な記録は評価されます。
患者さんにどう関わったか、は現場の人しかわかりません。
全く顔もわからない人であっても、記録を読んでいただけるだけで、私たちの姿は見えるのですから。


長文を最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
タイトルの手前には、『私の思考過程に』が入るのです。
残念なことに、今の段階では「保険薬剤師さんは、何故POSを導入しないのか」なのですよぅ。
はぁ…、先は長いぞぅ〜。

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